へら浮子の作り方3(1002回)

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へら浮子の作り方3(1002回)

2022年4月 2日(土曜日) テーマ:へら浮子制作日記

春も本番になってきました。ここ奥飛騨は朝晩は冷え込みますが、お天気が良いときはポカポカと気持ちが良い♪

さて、へら浮子作りは3回目となりました。

今回は足とトップの芯を接続します。接着剤は人それぞれ好みがあるようです。木工ボンド、アロンアルファ、2液エポキシ等他にもありますが、私は色々使ってみた結果木工ボンドに落ち着いています。

サンドペーパーをかけたボディ素材に足と芯を差し込んでセンターを確認します。良しとなったらボンドをカット面から擦り込むよう注入します。浮子の善し悪しはここで差が出ます。ボディの中綿を必要以上にカットあるいはペーパーをかけ過ぎると、ボディの内部に空洞が出来てしまい、余分なボンドが閉じこもってしまい外見は良くても比重の重い駄目な浮子に必ずなってしまいますので注意が必要です。

 

ボディ接着に使う糸は柔らかいしつけ糸を使います。細いボディの場合は2重にし、太いボディの場合は4重にして絞ります。巻くときには一定の力を加えながら巻き上げていきます。前回は足など付けずに仮巻きして癖がついてるはずなので巻きやすいと思います。注意点はボディの合わせ目が開かないように巻きましょう。

 

再度センターの確認が出来たら丸一日乾燥させます。

乾燥が出来たら糸を外し、ペーパーをかけて整えます。荒削りで320番、400番、仕上げに1200番と順繰りにペーパーをかけてボディ素材の完成です。

さてどうでしょう?あらゆる角度から眺めてみてボディが凸凹していませんか?センターは出ていますか?もし凸凹いびつの場合は、カットが均一に出来ていません。センターがでていない場合は、最初の四つ割りや八割するときど真ん中にカッターの刃が入っていなかったと言うことです。

さて次回はボディの下塗りと色塗りに入ります♪

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