ブログ1000回だあ♪(1000回)

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2022年3月17日(木曜日) テーマ:へら浮子制作日記

日頃中身の薄いブログを書き始めてから今回で1000回となった。

特別なことを書くわけでもなく、小さい頃の思い出や気になったことを書き述べてきました。

へら浮子を制作販売することを職業としてきましたが、これまでには色々とありました。自分で浮子作って売れるのか?そんなことは趣味の中で楽しめばいいんじゃないのか?趣味を商売に出来るほど世の中甘くないよ!などと助言等されてきました。

当初は何となくやれるんじゃないかとたかをくくっていた私でしたが、身に染みたのは助言通り趣味の範囲の浮子作りから商売としての浮子作りの壁があったのは確かでした。

何とかなるだろうは何とかなりません。こんなもんかな?はへんてこなへら浮子に。

作れば作るほど難しさが身に染みてきた。浮子作りの先輩やお客さんの助言など耳に入れず頑固に自分のやり方を通してきた。しかしそれが大きな間違えだと気がつくまで2,3年かかった私です。

 

規格品を大量に作って販売できれば良いのだけど、所詮営業下手の私だし、マイナーな存在の浮子屋が商売としてやっていくには他の人がやっていないことをするしかない。

そのためには手間が倍かかるオーダーメイド制作をするしかないだろうと考えたわけですが、これがまた難しい。様々な形状の浮子を作るのには様々な技術が必要なのも事実だからです。

当初は聞く耳を持たない茅春でありましたが、長い年月を過ごしてると岸田総理のように聞く耳だらけで、良いものと思ったことは趣味で作ってるお客さんからも頭を下げて教えてもらうようになった。アハハ

 

亡き親父の影響で釣りを始めてから56年。

私の小学校の卒業アルバム自己紹介欄には将来の夢に『釣り師』と書いてある。

釣り師でどうやって食っていくんだと今更ながら思いますが、今現在の自分を見るとまんざら間違ってもいない。

小学校の6年間は東京の調布に住んでいて毎週のように多摩川に釣りに行っていた日々を思い出します。ミミズを掘ってそれをカンに入れ親父の竿をそっと持ち出し自転車で多摩川に走っていた少年時代。クチボソやヤマベたまに釣れるマブナは大喜びだった。

鑑札にくるおじいちゃんはいつも一人で釣りをする私からはお金を一度も取りませんでした。『またやってるのかあ。釣れたかい?』優しい声で語りかけてくれたおじいちゃんの声は50数年経っても忘れない茅春であります。

それでは!マイナーで有名な茅春でありますが今後ともよろしくお願い致します。

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