
茅素材に割を入れるお話3(1100回)
2024年10月 1日(火曜日)
昨夜のことである。
夕飯に自宅に帰ったときのことです。座ってテレビを見ながら転がっていた浮子を弄っていたところ、なにやら背後で人の気配がある・・・振り返ると女房殿が仁王立ちしているのです。なに?そう聞く茅春。
女房『あのさ、それ良いこと考えちゃったんだよね♪鉛筆削り・・・使えると思うんだよね♪綺麗に削れると思うよ♪』
何を言ってるのか理解できなかった茅春、ちょっとしてボディの絞りのこと言ってるんだ!と理解した。
茅春『鉛筆削りでか・・?ほお~っ・・なるほど・・・』
一瞬頭の中で鉛筆削りに入れて茅を削るところを想像してしまった。悲惨な状態になることは想像道理になるに間違いない。
後ろを振り返ると仁王立ちの腕組みをして斜見下ろしている見下ろしている。これが正真正銘のどや顔って言うのかもしれない。おまけに目を細めている。私は女房の目を見る、女房はどや顔で私の目を見る。しばしジジイとババアの見つめ合い。
説明しようと思ったが気を悪くさせちゃまずいので止めておいた茅春。
夕飯を食べながら女房は『発想の転換よ』そういいながらラッキョウを口に放り込みパリパリと音を立て美味しそうに食べていた。なんだか涙が出そうになった茅春であります。
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