地方による浮子の違い(1077回)

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地方による浮子の違い(1077回)

2024年5月 4日(土曜日) テーマ:へら浮子制作日記

長いこと浮子の注文を受けてると東と西の浮子の違いや釣り方の違いが分かってきます。

特に野釣りの宙釣りの場合で違いが見受けられます。

極端に言えば東ではじっくりと馴染ませてあたりを取る場合が多く、そのためにしっかり餌やオモリを抱えられる浮力のあるトップやボディがメインで使われています。

西は必要以上の浮力は持たないカンザシタイプでムクのロングトップ長足仕様で餌を投入しトップが馴染んだら切るという、早い手返しを繰り返し魚を足止めさせる方法。

もちろん季節や、釣り場などで両方の釣りをする方もいらっしゃいますが、ザックリと分ければこの二手に分かれるでしょう。

最近は東でも早い手返しの西の浮子を作ってくれと言う方が多くなりました。良いところは東も西も関係なく結果が良ければ取り入れようじゃないかとの意識が自然と現れてるのかもしれません。

 

私自身個人で販売する浮子は東に好まれる形状が多かったので、ちょっと西に適した浮子を作ってみようと考えています。

 

さて、画像の浮子はへら釣り歴2年の千葉に住む山田さんの浮子です。

この浮子使って先般亀山の松下で48.5センチを釣り上げたとの連絡がありました。20枚ほど良型を釣った後このサイズが出たらしい。良かったね!おめでとう♪

これから夏に向かって亀山もポイントが変わるので出来たら常連さんに頭を下げて、釣り方等を教えてっもらうのが早道です。どこの常連さんも同じですが、恐ろしいほどの情報や経験を持っています。山田さんはまだ若く好青年なので思い切って懐に飛び込みましょう♪

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