野釣り用底浮子のお話(1020回)
2022年10月30日(日曜日)
昨今の管理池向けへら浮子は浅棚から底までカーボン足が主流です。
昔は竹足が主流で後にグラスムクが出現して目を丸くしたものです。
カーボンの良いところは沢山ありますが、竹足も竹だからこその良さがあります。
時折見かける浮子に何故この浮子にカーボンなのだ?と首をかしげるときも多々あります。
カーボン足は作り手にとっては助かる素材です。なんせ竹を切ってきて乾燥させ、割って削る手間がごっそりと省けるからね。
このカーボン足の出現は手を抜きたいへら浮子師の策略であり、たまたまそれが当たったという気がしてなりません。
さて、画像の浮子は横須賀のEさんの浅棚浮子です。概にカーボン足シリーズは茅春で揃えてもらってるのですが、竹足が欲しいとの命令が下されたので早急にムクとパイプのセットを作りました。
遠藤さんからは、竹足が細く削られてバランスも良いとのこと。良かった♪
10年前にいつもの長良川河川敷で切ってきた竹を使用し、ボディ等のバランスに合わせて細く削り込みました。作った私も満足な出来映えと自負しています。
やっぱり竹足のへら浮子は美しいなあ♪
管理浮子でも野釣りの浮子でも竹足は大好きな茅春であります。
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