たまに見る夢(1111回)

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たまに見る夢(1111回)

2024年12月16日(月曜日) テーマ:へら浮子制作日記

60歳も半ばになっていまだたまに見る夢がある。

茅春が4歳くらいの頃の出来事です。当時世田谷の三軒茶屋に母方の実家や親族が多く集まり、そのすぐ近くで私ら一家も住んでいた。その一家の大黒柱だった親父はギャンブル、釣り、女遊びが激しく世田谷でも第三位くらいにはランクされるだろうと噂されるくらいでした。

 

この道楽親父・・・いつしか本気になった女性と新しく所帯を持とうと企んだらしい。

無理矢理姉を母親に押しつけ、嫌って泣き叫ぶ茅春を小脇に抱え親父の実家に茅春を預けた。親父の実家は太子堂という三軒茶屋から世田谷通りを渡ればすぐのところにあって距離は近いが茅春にとっては脱走できるほどの知識はまだ備わっていなかったのだ。

その後親父と女性と茅春は隠れるように大森の駅近くでアパートを借り住んでいた。

 

よく見る夢は太子堂にいた頃、父方の祖母と太子堂から三軒茶屋まで手をつないで緩い坂道を歩いていた場面である。よほど記憶にあったのだろうな。暫くわからなかったけど大きくなって事情を知り点が線となって繋がった訳です。その坂道は今では賑やかな茶沢通りだと思うのだが当時は高速道路も無く、田園都市線も無かった時代。あるのは緑色のチンチン電車だけだった。

 

こんな親父は小学生だった姉が手紙を出し急に反省したらしくノコノコと帰ってきた。

長い間悪かった!無かったことにしてくれ!そう言ったかどうかわからないが・・・あはは

 

60ちょっとで病気で亡くなった母親は親父の道楽のせいで亡くなった。半分は親父の責任だと本気で思っていた茅春だけど今では親父を許している。

86まで好きなことやり散財してころっと逝ったんだけど、まあこれが親父なんだとね♪

記念すべき1111回がくだらない道楽親父の話になるとは思わなかった!

まあブログだから好きなことかけばいいか♪あはは

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