販売価格を考える(1116回)

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販売価格を考える(1116回)

2024年12月28日(土曜日) テーマ:へら浮子制作日記

茅春浮子の販売価格はこれまでずっと一部を除いて1本3000円の価格設定です。

 

販売当時考えたことは、へら浮子は趣味性が高くこだわりが強い。これに割って入るには何か特徴が無いと難しい。浮子の出来が合格点をとるのは勿論だろう。それプラスとなるとと考えたのが比較的手ごろな価格設定。そして浮子屋さんが最も嫌がるオーダーをこの価格で受けることだと考えたわけです。

オーダーといってもトップの塗りをお好きなようにとかボディの長さをお好きなようにと言うレベルじゃ無く、ボディの絞りから全て何から何まで請けるということです。

 

価格と手間を考えると割に合わないこともありますが、もはや年金生活者であと別段お金に困ってるわけでも無い。お客さんも地味な制作活動が実ってかひいきにしてくださる方も沢山いらっしゃるようになった。

しかし昨今の材料価格高騰にはちょっと参っています。3000円という価格でも生活には困らないのですが、通常変わらぬ制作の手間を考えると精神的に割に合いません。

販売価格を上げて仮に受注が落ちても仕方ない。作りながら作りがいが無いと思うようになったらもう辞めた方が良い気もする。

歳も歳なんで廃業しても良いのだが、作るのだったら儲けより作る満足感が欲しい♪

どこかで決断しないといけないなと、ちょっと悩んでる今日この頃です。

画像の15歳のチャコが私の代わりに目をつむって考えてくれてます♪あはは

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