壊れた鮎玉(888回)
2019年6月28日(金曜日)
へらぶな釣りの道具は進化しています。同じ魚を釣るのにこうも道具の種類が多いと、何をどう使ってよいやらわからなくなりますね。
ハリもそうです。昔々は管理池はヤラズで野釣りはへらぶなスレでした。その当時まだ他に種類はあったのだろうけど、現在ほど迷うことはなかったな。
若い頃は管理池をメインで釣行してたけど、30歳ちょっとから野池ダムの釣りにも行くようになりました。特に大型狙いの釣りなんだけど、戸惑ったのは仕掛け類の極端さです。管理池なら太くても道糸1号でハリスは0.4号をメインに使用しています。ただしダムでは2~4号の太さで針素も1~2号。ダムの後に管理池に行くと糸の細さやハリの小ささに戸惑うこともしばしばでした。
春のノッ込み時期ということでダム仕様の仕掛けについて書こうかと思ってます。
多くのダムへら師は3号の道糸に1.5号のハリスを使うということを聞きます。ただそれは人それぞれで、道糸は1.5号もあれば切れないという人もいれば、3号じゃ心配だから年間通して4号を使ってると言う人も沢山います。どのサイズの仕掛けでもメリットとデメリットがあるわけで正解は無いのでしょうね。
私の場合は道糸2.5号のハリス1.2号です。針はがまへらの8号を上下に使ってる。管理釣りに比べれば充分にごつい仕掛けなんだけど、一発大型の釣り場では細仕掛けな部類でしょうね。ただ短竿で障害物が周りにあって力ずくで引っ張ることが必要な場合は道糸3号とハリス1.5号を使います。
ダムに通うようになった30代前半は絶対に食わせたへらを逃がしたくないので、年中道糸4号のハリス2号でしばらく通してた。しかし沢山は釣ってないけど型ものを釣り上げるたびに、徐々に細くなってきましたね。当時の道糸4号も今では2号か2.5号。細くはなってるけど傷さえなければ食わせてる限り切れないものです。もちろん短竿浅場でいっきに走られそれを力ずくで止めるとか、合わせた瞬間竿がのされた場合は簡単に切れるけど。うんうん
道糸やハリスはしなやかであればメーカーは問わないけど、ハリに関してはかなりこだわるところです。一番長い間使ったのが、がまかつのダムへらキープかな。あとはダムスレ。その他へらサイトなど使ったけど、やっぱりダムへらキープが好みでした。軸の太さとエサ落ちしにくい仕組み。ずいぶん前に生産中止となったけど、今でも再販してほしいと願うハリです。
今はがまかつのがまへらです。軸が細身でハリ掛かりしやすい印象です。しかし半面ハリが伸びるのではないかと心配になるけど、運が良いのか伸びてバラした経験はありません。
現在は8号を使ってるけど、春のノッ込みではもうちょっとごつい針が欲しくなっていろいろ探した茅春です。
使いなれたハリを変えるのは意外と抵抗があるものだけどね。一度使ってみようと思ってたがまかつの『ゴスケ』です。軸が太く形状は昔のダムへらキープに似てるところが気に入った♪
大きさは13号から18号まであるようだけど選んだのは13号と14号。大食いする時期で宙なら16か17号が良さそうだけど、底釣りが好きな私はそこまでの大きさのハリを使う勇気はない。
まあとりあえず使ってみてからかなあ・・・
ダムに行き出して20数年。この4種類しか今まで使ったことがありません。今シーズンからはゴスケ。名前もごついな・・・
当時最長寸を釣ったもの。実寸45センチだけど嬉しかったな。なにより束釣りが難しい相模湖で一晩で型もの8枚を釣りあげました。その晩は30枚ほど40センチ前後が釣れ、そのうち8枚が型ものだったのです。ノッ込みもひと段落したときで、14尺一杯の底釣りでした。
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