往年の釣り場相模湖5(853回)

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往年の釣り場相模湖5(853回)

2018年12月 5日(水曜日) テーマ:へら浮子制作日記

8712051.jpg8712044.jpg8712043.jpg8712042.jpg8712041.jpgIMG_0992.jpg相模湖の桂川と本湖の境にあるのが釣り船反田前である。

ちょうど勝瀬橋の下方にあります。ここの歴史も古く相模湖が出来る前は桂川の渡し船として営業していました。この船宿と言えば多くの人が知ってる近藤市太郎さんであろう。破天荒釣り師として知られ、数十年もの間相模湖の主として君臨してきた人であります。以前相模湖の駅には近藤さんの釣り上げた巨ベラの魚拓が飾られていたのも記憶に新しい。

残念ながら今年亡くなってしまいました。私も何度も顔を合わせたことがありますが、優しく面倒見の良い人でした。記憶にあるのは近藤さんの道具で、さぞかし凝ったものを持ってると思っていたら、どこにでもあるような安価で簡素な道具類だったことです。道具に凝るよりへら鮒釣りにとことん凝る・・・そんな人でした。

 

反田前の釣りポイントは春先釣り人が殺到する『揚げ沢』が一番実績があり有名なポイントである。ウナギの寝床のようなワンドでひとたび船でこいでいくと、ジャングルに入った感覚になります。春の乗っ込みでは大型が一斉に揚げ沢に突入し、大型の入れ食いを演じる場所です。しかし魚っ気がないときはまったく当たらないということもしばしばある。その他ではうぐいす、肥だめ、ホテル下、金山沢、吉野ワンド他年間通して狙えるポイントがあります。また、船をこぐのに自信がない方でも安心な船宿の駐車場すぐ下に船を着けて竿が出せるポイントもあります。

 

以前お世話になったご主人が急逝してしまいましたが、現在そのご兄弟の方が引き継いで営業しています。

 



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