へらぶな釣りにとってへら浮子は一番大切なアイテムと言えます。
どんな高価な竿や竿掛けを使用しても、肝心の当たりが取れなければへらぶなを釣り上げることができないからです。しかしへら浮子は多種多様出回っており、どれを選んだらよいか迷ってしまうのも事実です。
ボディも羽根や茅、バルサに発泡。20年くらい前かなストローを使用して作ってる人もいました。これらの中で一番良い素材はどれかと断言はできません。どの素材も一長一短があるからです。
私自身はこれらすべての素材を使ってへら浮子を作ってきましたが、材料の入手や加工のしやすさから現在は茅の制作に絞っています。
たまに茅の素材を使用し制作してる方から質問がきます。主に茅素材の良し悪しで、どのような素材を店舗で選んだらよいかという内容です。
店舗で購入する場合は大半がビニールの袋入りなので注意が必要。目を凝らして艶があるものを選びます。艶のないものは素材そのものがスカスカで浮力のないものに仕上がります。また縦筋や繊維が斜めに走ってるものは使い物になりません。これはナイフで割を入れたとき、真っ直ぐにカット出来ず、繊維にそってナイフの刃が走ってしまうからです。後は曲がりが無いものであることと、真円であり穴の開いていないものであるとです。
こうして注意点を拾い上げると、ポイントが沢山あります。店舗の袋入りが5本入りならちゃんと使えるのはそのうちの1~2本と考えて良いと思います。
さて次回はトップに関してです♪へらぶな釣り創世記のへら浮子トップ及び素材に関して書いていきたいと思っています。
http://www.herauki.jp/blog/news/post_220.htmlへら浮子作りについて~ボディ編(729回)