趣味はなんですか？そう聞かれ答えるのが『釣りです♪』と。
昔は趣味の王様と言われてきたのがこの『釣り』でした。私が子供の頃は池でも川でも子どもたちが釣りをする姿を見かけたものです。
子どもたちは粗末な竹の延べ竿に玉浮子、ミミズを餌にマブナやクチボソを釣るわけです。
こんな光景を最近は見かけないなあ・・・子どもたちは釣りなんかよりテレビゲームの方が楽しいのであろうな。釣りだってゲームで出来る時代だからね。

この先へらぶな釣り界はどうなるのかな・・・
へら浮子を制作して生活してる茅春としてはやっぱり気になるところです。私が元気に制作してる間はへらぶな釣り業界も大丈夫だと思うけど、その先の将来がどうなるのかな。
このことはへら釣りに限らず、釣り全般に言えることだろう。町には必ずあった近所の釣り具屋さんが軒並み閉店し、大型釣り具店舗のみとなってる。釣り禁止場も多く子どもたちは釣りどころか近寄ることも出来なくなってるのだ。

私のように親の影響で釣りを始めたという人も多いはずです。しかし肝心の今の若い親は釣りをしないし、友達もしない。
釣り具業界も安物では商売にならなくなってるので、高い高級品志向になりつつある。現在ならなんとか商売になっても将来に対しては一切考えていないのである。
この世に趣味は沢山あるけど、一人で楽しめることこそ趣味と言えると考えてます。釣りは多人数でも楽しいし、一人でのんびり釣りを楽しむことができる。
へらぶな釣りを含め釣り業界も真剣に考える時期にきてるのだと茅春は思っています。



小学校時代使ってた玉浮子とトウガラシ浮子です♪かれこれ４５年も昔の物。
この浮子で多摩川や野池で釣りをしました。今でも鮮明に覚えてる♪