
頼まれもの(977回)
2021年7月 2日(金曜日)
相変わらず浮子作りに励んでいる茅春でありますが、たまにへら以外の道具の手直しを頼まれたり、引き受けたりします。
画像の玉は鮎玉です。近所の知り合いがいきなり直せるかと持ってきました。
見ると枠がボッキリ!と折れて表面塗装もガサガサで下地の木肌だむき出しになっています。
塗料をカシューを使っているとのこと。カシュー(人工漆)は手に入りやすく昔から使い勝手が良い塗料です。しかし経年劣化するとパリパリと表面がはがれてくるのが弱点なのでカシューを塗った後はウレタンで表面をコーティングするのが良いでしょう。
折れた箇所は両端を5センチほどカットして手持ちの萱を繋ぎ合わせます。念のため合わせ目に削った竹籤を差し込み接着したら骨接ぎは完了です。後は全体の塗装して網を取り付けるだけとなりました。
知り合いにはもうちょっと道具を大事にしろと渡すときに言うつもりです♪
もう一枚の画像は大阪の浅田さんの竿掛けです。見事に万力のチンコが刺さったまま折れてます。折れたチンコ側の万力は簡単に直ります。問題は竿掛けに残ったチンコがスルリと抜けるかどうかです。見るとカーボンの竿掛けで無理に捻ったり力をかけるとバキッと破裂するように簡単に折れるので注意が必要です。
まずはタップでもって穴を徐々に広げてボルトを差し込み引き抜く・・・引き抜く・・・!びくともしません。捻りたい感情に晒されますが何せ人の大事な道具なので無茶は出来ない。もうちょっと穴を広げるかいっそのこと削ってしまうか。まあ何とかなるだろ!あはは
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