使われなくなったフラシ(1014回)

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使われなくなったフラシ(1014回)

2022年9月 6日(火曜日) テーマ:へら浮子制作日記

昔と違って現代では魚を保護するためにフラシを使うことが少なくなりました。

例会や一部の釣り場ではまだ使用することはありますが、当時ほどではありません。

関東の相模湖などではまだフラシを使用するところがあります。型ものを船宿まで持って帰ってくるためで、それまで舟の上で生かしておかなければならないからです。フラシの他にエラ通しや大きな袋を使うこともありました。

よく見た光景で不味いのは通常のフラシを使っていて(底40センチほど)これでは魚の尻尾がギザギザになったり体に傷が必ずつきます。

そのため自作したのが画像のフラシです。傷一つつかず泳がせていられるサイズで底60センチから70センチ長さが190センチほどある。沢山自作しましたが他に使ってるのが2本で画像の3本は未使用のものです。

浮子を作る前のものでもう25年くらい前になります。知り合いの鉄工所でステンレスの枠を作ってもらい糸はダクロンの一番太いものを最強の編み方である蛙又二重編み。よくあるリリアンはすぐにグズグズになり切れるので使いません。

久しぶりにケースから出して空気を吸わせる茅春です。フラシの出番は少なくなりましたが苦労して編み込んだものなのでたまには天日干しも必要でしょう。

 

もう一つのストーブの画像・・・腐っています!

しかし思い出のストーブなので生き返らせたい。バラして芯を交換してタンクを錆取りして、各部オイルくれてやり全塗装。上手くいくのか?アハハ

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