フラシの天日干し♪(578回)

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フラシの天日干し♪(578回)

2015年5月13日(水曜日) テーマ:へら浮子制作

最近ではめっきりフラシを使うことが少なくなりました。ケースに入れっぱなしなのでたまには日光浴も必要だと思って久しぶりに天日干しです♪
フラシは管理池で全く使うことが無くなりました。小さなフラシにギュウギュウ詰めで一日入れておくことは魚にとってとてもマイナスだからです。

ダム湖でも釣れた魚をキープする場合は特別にあつらえた袋に入れておくことが一般的です。あるいはその場で写真をとって即放流することもあります。
私も大きな袋を使用することがありますが、水深があって一枚限定で一日キープする場合は画像のようなフラシの方が魚にとっては優しい気がします。そのかわり底は直径60センチから70センチ、寸胴型で長さは2メートル。船釣りなどの水深のあるところでの使用なら魚を傷つけることなくキープすることができるのです。糸もダクロンの一番太い番手でなるべく細かく編み込みます。一般的なフラシは底直径40センチ前後なので糸も細い。これに魚を入れると尾びれは擦り切れ魚体のヌルも取れてしまうのです。

一時期フラシを自作することがありました。かれこれ10本ほど編んだ茅春です♪
枠もステンレス枠で近所の鉄鋼屋さんに頼んで作ってもらったなあ。編み方も何種類かあって、どうせ編むならと蛙又二重編みという極めてメンドクサイ編み方。ワンモーション多めの編み方なんだけど見た目や強固さではこれに勝るものはありません。1本編むのに1カ月はかかる代物です。ダクロンの糸も1200メートルほど必要で糸だけでも2万円・・・高すぎる・・・
しかしダクロンはよほどのことが無い限り切れないのと、汚れが付きにくいのが特徴です。一般的なリリアンフラシはすぐにボロボロになるからね。うん
まあ天日干ししても、使う場面があるのだろうか。ハハハ



向かって右の1本は何度かつかてるけど、真ん中と左は未使用♪



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