管理浮子制作工程~3(619回)

へら浮子工房「茅春」の公式ブログ > へら浮子制作 > 管理浮子制作工程~3(619回)

管理浮子制作工程~3(619回)

2015年9月14日(月曜日) テーマ:へら浮子制作

前回はボディの接着まででしたが、今回はボディのペーパー掛けと下塗りまで終了しました。今からはボディの水研ぎです。

ボディの下塗りは東邦化研のエンジンウレタンを使用しています。いろいろな塗料を使ってきましたがこれに勝る塗料はありません。年月がたっても黄変せず防水効果を保ってくれます。へら浮子を制作当時はカシューを使った時期がありましたが、ひび割れが起きたりします。価格は高いけどこのエンジンウレタンがお勧めです♪

ボディの下塗りにはウレタンを薄めずに原液を一度塗り、乾燥後原液の2割ほどのシンナーで薄めて2度塗りします。完全乾燥後耐水ペーパーで下地が出る直前まで水研ぎします。厚塗りはへら浮子自体の自重に影響するので出来る限り皮膜は薄く塗ることが必要です。このエンジンウレタンは厚塗りしなくても薄い被膜で充分に防水や強度を保ってくれます。

写真 2.JPG

 

 

 

 

 

ボディのペーパー掛けを終えて下塗りをしました。下の4本がマキさんの管理浮子。上部の4本は亀山スペシャルです。ボディ12ミリ径の極太です。

写真 1.JPG

 

 

 

 

 

注文品ではありませんが野池ダム浮子です。ボディ9ミリ径の10~14センチ。グラスムクのロング仕様です。竿12尺から22尺まで対応できるへら浮子です。これもこれから水研ぎに入ります♪

写真 3.JPG

 

 

 

 

 

洗剤入りの温水で水研ぎします♪のんびり温泉にでも浸かってくださいな♪

 

 

 



メールアドレス

関連記事

壊れた鮎玉(888回)

壊れた鮎玉(888回)

2019年6月28日(金曜日)

発送方法のお知らせ(887回)

発送方法のお知らせ(887回)

2019年6月25日(火曜日)

秋神もそろそろ(886回)

秋神もそろそろ(886回)

2019年6月11日(火曜日)

梅雨入りなのか(885回)

梅雨入りなのか(885回)

2019年5月31日(金曜日)

息抜き(884回)

息抜き(884回)

2019年5月20日(月曜日)