亀山30尺限定浮子(873回)

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亀山30尺限定浮子(873回)

2019年3月13日(水曜日) テーマ:へら浮子制作日記

8803131.png随分前になるけど30年ほど前の亀山ダムは13尺ほどの竿で2本くらいの棚で大型が釣れると噂になりました。それから30年がたち今では日本を代表する大型釣り場と言われるほどになっています。

 

しかし超大型である50センチ以上は竿30尺が必要になってると聞きます。茅春にとっては30尺は鮎釣りの世界であって振っても21尺が限度です。そんな亀山のへら釣りですが、先日房総の親分である櫻井さんから亀山で使うから竿30尺専用浮子を作ってくれとの指令がありました。

亀山向けは随分作ってるのですが櫻井さんには初めて作ります。どんな仕様が良いですかとの質問に対し『まあ、お任せするよ。とにかく30尺で釣れるの作ってくれ!』アハハ

3本セットで2本はムクとの希望です。う~ん。お任せが一番悩む茅春です。オーダーで仕様書通りで作ってくれと言うのは作りは別にして、性能には責任がないからです。

30尺の一杯だとエサうちから水面下9メートル下・・・針は20号・・・大エサ・・・ゆっくり馴染ませたら9メートル下に届いた頃にはエサはほとんど無くなってしまう。重い鉛をしっかり担いで馴染む浮子・・・

早々にこれまでの沢山の亀山仕様を引っ張り出し制作完成間近なのが画像の3本セットです。ボディ11ミリ径の10センチ。トップは2.5ミリ径ハイテクパイプと1.2ミリテーパーグラスムク。足はカーボン仕様。

明日長めに取り付けたトップを茅春特許の秘密のバランス調整器で長さを決めたいと思います。

 

 



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