へら浮子作りはいろいろな工程がありますが、なかでもトップの塗装に気を使います。
特に黒帯なんですが、これが意外と厄介です。他の色より剥がれやすいのです。それを防ぐためにトップの下地処理が大切です。
昔ながらのセルトップより曲がりにくく折れにくいPCのハイテクトップを使っていますが、セルより塗料がのりにくいという弱点もあるのです。下地処理は表面を荒らし過ぎると折れやすくなり、下地処理が弱いと、剥がれてきます。この按配が肝です。
黒帯塗装には数種の塗料がありますが、試行錯誤しながら現在のものに落ち着いています。
昔から使われてるカシューの艶消し黒は価格も安く扱いやすいのだけど、しばらく使ううちにパリパリと剥がれてくるのです。
塗料やトップの素材も年々改良されてきてるけど、完璧なものは無いものです。
画像は順次完成してきたへら浮子です。
野池ダム浮子の画像が多い茅春とお思いでしょうが、管理池のへら浮子も頑張って作ってます。
特に9本セット♪珍しいです♪
http://www.herauki.jp/blog/news/post_239.htmlトップ塗装(745回)