ヘラウキ・へらうき・へら浮子


ヘラウキ・へらうき・へら浮子

50番の絹糸を二重にして仮巻き。このまま一晩おいたままにします。
糸を巻く前に何度も合わせ目をチェックすることが大切です。

ヘラウキ・へらうき・へら浮子

カッターでおおまかにカットします。あくまでもおおまかでありカッターで仕上げるのではなくサンドペーパーで仕上げるつもりでカットしてください。

*撮影の関係上数種類の素材を利用しております。

ヘラウキ・へらうき・へら浮子
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仮巻きをほどき足を木工ボンドで固定します。
センターが出ているかどうかチェックを忘れずに。

足側の絞りラインにテープを巻きます。鉛筆やシャープでラインを書く方がいますが素材の表面に傷を極力付けたくないので私はマスキングテープを使っています。その後茅の断面にシャープペンシルで目安線を引きます。しっかりと中心が出ることが大切です。
ラインが引けたらクロス用のカッターで垂直に刃を入れます。ボディの長さにもよりますが絞りのラインより5ミリから10ミリ余分に切れ目を入れることも大切です。

へらうき(ヘラウキ)工房 茅春
 http://herauki.jp

ヘラウキ・へらうき・へら浮子

ヘラウキ・へらうき・へら浮子

簡単な製作行程でありまだまだ細かい部分の説明が必要なのですがお許し下さい。
製作のコツはあわてずに確認しながら作業を進めていくことだと思います。急いで作ると必ずといってよいほど失敗するものです。製作本数は一度に3~4本まとめて製作するとある程度リズムが出ると思います。浮子製作は数を作れば作るほど上達するものです。何度も失敗を繰り返して自分だけのオリジナルヘラウキを手にしてくださいね。



24時間乾燥させてから糸をほどいてペーパー掛けします。粗掛けは240番で仕上げは800番と1200番を使います。トップを取り付けてボディの出来上がりです。
この後の行程は下塗り又塗装に入ります。

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仮巻きが終わったらソリッドを差し込み木工ボンドで接着します。
しっかりとセンターが出てるか十分注意が必要な部分です。納得いくまで何度もチェックすることが大切です。それから木工ボンドは固着するときにどちらかに引っ張られることがあります。最初は真っ直ぐに固定できたとしても時間とともに曲がりが出ることがあるので30分ほど経ったら再度センターをチェックすることが大切です。

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慎重に合わせ目をチェックしたら仮巻きします。

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240番のサンドペーパーで整えます。
四面が均等になるように慎重に整えます。カットする長さは10ミリを基準になだらかにしたければ10ミリ以上に、肩を張らせたければ10ミリ以下にします。

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トップ側の肩部分をカットします。足側同様あくまでもおおまかで済ませます。

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約24時間乾燥させたら糸をほどき240番のサンドペーパーで表面を粗研ぎます。現段階では粗研ぎまでであり仕上げ研ぎは最後に行います。

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サンドペーパーで整えます。なだらかな曲線になるように注意します。また四面が均等にペーパーがけが出来てるよう慎重にすることです。
カット面のペーパーは粗では240番、仕上げは800番を使います。